「求人票だけでは仕事内容が伝わらない」「面接に来た人と、入社後の働き方のイメージが合わない」。採用のYouTubeは、仕事内容、職場の様子、一緒に働く人を具体的に伝えるために活用できます。
この記事では、採用向けの動画企画、支援会社へ依頼する範囲、社員への取材や撮影の準備、応募につながる案内を紹介します。一本の会社紹介動画から、継続した発信へ広げたい企業にも使える考え方です。
この記事のポイント
応募する人が、働く姿を想像できる動画へ。
職種ごとの仕事内容や入社後の流れを、現場の具体的な説明で伝えます。採用ページの情報とそろえ、応募前・選考中に確認しやすい形で案内しましょう。
採用のYouTube支援は、職種と応募前の疑問を決める
採用目的の動画は、どの職種の、どの段階の候補者へ届けるかを決めて企画します。初めて会社を知った人と、応募を迷っている人では、必要な説明が異なります。新卒向けと経験者向けも、同じ説明で足りるかを確認しましょう。
過去の面接でよく聞かれたこと、入社後に想像と違ったと感じた点、採用担当が何度も説明していることを集めます。「雰囲気がよい」「成長できる」といった言葉を、誰がどの場面で支えるのか、どんな仕事を任せるのかまで具体化します。
採用の目的は、動画の再生数を増やすことだけではありません。応募者が必要な情報を得て、自分に合う仕事かを判断できることも、企画を評価する軸になります。
採用のYouTubeで使える6つの企画
| 企画 | 伝える内容 | 取材で聞くこと |
|---|---|---|
| 職種別の仕事紹介 | 担当業務、周囲との連携、必要な準備 | 一日の中で何に時間を使うか |
| 社員インタビュー | 入社理由、今の役割、仕事への向き合い方 | 実際に経験した場面は何か |
| 一日の流れ | 始業から終業までの業務の一例 | 日によって変わる点は何か |
| 研修・育成の紹介 | 最初に学ぶこと、質問できる相手 | 入社後、誰が何を教えるか |
| チームの仕事紹介 | 相談、分担、確認の進め方 | 意見が分かれたときどう進めるか |
| 応募・選考の案内 | 応募から面接までの流れと準備 | 候補者からよく聞かれることは何か |
社員インタビューでは、用意した宣伝文句を読むだけにせず、本人が経験した具体的な場面を聞きます。仕事のやりがいに加え、難しい点とそのときの支援も説明すると、働く姿を想像する材料になります。
一日の流れは、職種や勤務形態、撮影日の条件を明示し、その人の一日が全社員に共通するように見せないことが大切です。現場や顧客の都合で撮れない業務は、図や取材で補う方法もあります。
採用のYouTube支援に任せる仕事と人事・現場の役割
制作会社には、企画、取材の質問づくり、撮影、編集、サムネイル、投稿、分析などを相談できます。人事は募集要項や選考の案内、現場は業務の内容や出演者の調整を担います。公開を承認する人と、確認期限を決めておきましょう。
| 工程 | 支援会社へ相談する仕事 | 自社で用意すること |
|---|---|---|
| 企画 | 対象職種に合う構成・質問 | 採用課題、職種、候補者の疑問 |
| 取材・撮影 | 聞き取り、進行、機材 | 出演者、撮影場所、業務との調整 |
| 編集 | 話の整理、テロップ、図 | 仕事内容や制度の正確さの確認 |
| 公開 | タイトル、説明欄、投稿設定 | 募集要項、応募先、公開の承認 |
| 更新・改善 | 反応の整理、修正の提案 | 採用状況と候補者からの質問 |
応募者との連絡、面接、選考判断まで含むかは、動画制作とは別に確認する内容です。YouTube支援の見積もりに何が含まれているかを整理し、必要な仕事の担当を決めてください。
採用のYouTubeは、募集条件と実際の働き方をそろえる
求人情報には、虚偽や誤解を生じさせる表示を避け、正確で最新の内容に保つための対応が求められます。厚生労働省の求人等に関する情報の的確表示の説明を踏まえ、採用動画も募集要項と整合させて確認しましょう。
給与、休日、残業、研修、昇進の説明は、適用される職種や条件までそろえます。一人の社員の経験を、全員に保証された働き方として見せないことも大切です。撮影した時点の情報と、現在の制度が違う場合は公開前に修正します。
公開前に人事が確認したい項目
- 募集する職種と、動画に出てくる業務の一致
- 勤務地・勤務形態・制度の適用条件
- 給与や休日など、募集要項との整合
- 応募先と現在の選考の流れ
- 制度変更・募集終了時に見直す動画の一覧
事実確認の記録を残し、担当者が変わっても更新できるようにします。募集が終わった動画を職場紹介として残す場合も、現在の募集と誤認されない案内に見直してください。
採用動画の撮影は、社員が話しやすい準備から始める
出演を依頼する際は、採用のどんな目的で使うか、YouTube以外にも掲載するか、どのような質問をするかを説明します。出演を希望しない人を無理に撮ることを前提にせず、手元や仕事の場面、図、ナレーションなどの形式も検討しましょう。
質問は事前に共有しますが、回答をすべて暗記してもらう必要はありません。「最近、チームで進めた仕事」「入社時に困ったことと助けられたこと」など、具体的な経験から聞くと、その人の言葉を引き出しやすくなります。
撮影場所では、顧客情報、社内資料、画面、電話の音声などに注意します。撮影日に業務へ影響が出ないよう、必要な場面と時間を絞り、確認する担当者も決めておきます。退職や異動後の利用についても、出演の了承を確認する際に扱いを整理してください。
採用のYouTubeから募集要項・説明会・応募へ案内する
職種を紹介する動画は、その職種の募集要項へ案内します。会社のトップページへ移動した後に求人を探し直す構成よりも、仕事内容と条件を続けて確認できる導線を検討しましょう。まだ応募を決めていない人には、実施している説明会や採用窓口の案内も候補です。
採用サイトの職種ページに関連動画を掲載したり、説明会の案内とあわせて共有したりすると、YouTube外でも使い道をつくれます。選考前に動画を案内する場合は、見る目的と内容を伝え、視聴を応募者の熱意を測る手段にしない運用が適切です。
リンクは実際の視聴画面から開いて確認します。ショートの説明欄に記載したURLはクリックできないため、プロフィールや関連動画など、利用できる導線を選びます。フォームの受付先と返信担当まで確認して、案内を完成させましょう。
採用のYouTube支援費用と、公開後に見る指標
費用を比べるときは、出演者の人数、撮影拠点、取材の準備、本数、編集、投稿・分析の範囲をそろえます。初期費用の有無、別途諸経費がかかるか、社員の予定変更時の扱いも確認してください。料金の目安はYouTube運用代行の費用相場にまとめています。
公開後は、動画の反応、採用ページへの流入、候補者が見た内容を分けて確認します。面接で仕事内容の理解が進んでいたか、追加でどの疑問が残ったかも、次の企画に役立ちます。
応募や採用の数には、募集条件、求人媒体、選考の進め方なども影響します。動画を見たかの任意回答を補助情報として扱い、少ない件数だけで効果を断定しないようにしましょう。応募者個人の情報を制作会社へ広く渡さず、必要な範囲の集計や質問の傾向で共有できます。
依頼先の比較では、YouTube運用代行会社の選び方もあわせて確認してください。
採用のYouTube支援でよくある質問
会社紹介動画一本から始めてもよいですか?
始められます。何を知ってもらう動画かを決め、内容を詰め込みすぎないようにします。公開後は職種別の説明や応募前の質問を補う動画へ広げられます。
社員の顔出しが難しい場合はどうしますか?
仕事の手元や設備の映像、図、ナレーションで伝える方法があります。本人の了承と撮影可能な範囲を確認し、伝える内容に合う形式を選びましょう。
動画でミスマッチをなくせますか?
動画だけでなくすことはできません。仕事や職場の具体的な情報を増やし、募集要項や面接での説明とそろえることで、応募者が判断する材料を整えます。
仕事内容が伝わる採用のYouTube企画をご相談ください
採用したい職種、候補者からよく聞かれる質問、撮影できる職場や出演者を伺います。仕事の具体的な様子と入社後の流れを伝える企画を、採用活動の予定に合わせて検討します。
ファインドユニークでは、企画・撮影・編集・投稿・分析を含む月4本のYouTube運用プランを、月額15万円(税別)でご案内しています。月次レポートと月1回の打ち合わせも含みます。
各動画は完成10分以内、元素材15分目安、修正2回までが基本条件です。撮影場所・時間・回数などは内容を伺って確認します。初期費用の有無と、別途諸経費がかかるかは、お見積もり時にご確認ください。
大阪・関西での撮影を含め、目的や社内体制に合う進め方をご相談いただけます。詳しくはYouTube運用代行のサービス・料金をご覧ください。
