メルマガ代行の料金相場は?依頼するメリットと選ぶ際の注意点も解説

メルマガ代行の料金相場は?依頼するメリットと選ぶ際の注意点も解説

メルマガ代行の料金相場は?依頼するメリットと選ぶ際の注意点も解説

「メルマガ代行の料金相場がわからない」「メルマガの代行サービスを頼むべきか迷っている」そう思う方もいるかもしれません。

メルマガ代行サービスを利用すると、ノウハウを活用したメルマガ運用が可能になり、開封率の向上や顧客獲得、さらにはコスト削減まで期待できるでしょう。

この記事では、メルマガ代行の料金相場やメリット、そして代行サービスを選ぶ際の注意点について詳しく解説します。

忙しいマーケティング担当者の方や、メルマガ代行サービスの活用方法や選び方のポイントを分かりやすくお伝えしていきます。

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目次

メルマガ代行のサービスとは

メルマガ代行のサービスとは

メルマガ代行とは、企業の代わりにメルマガ配信業務の企画から原稿作成、効果測定などを一括して請け負うサービスのことです。

社内に専門のマーケティング担当者がいない場合や、リソースが不足している企業にとって、効率的にメルマガ施策を実施するための方法として選ばれています。

ただ配信するだけでなく、「問い合わせや資料請求につながる導線を設計する」「商談につながるテーマを盛り込む」などの成果を意識したメルマガ運用を前提としているのが特徴です。

特定の担当者を設置して、メルマガで長期的に情報発信をするのが負担となる現場では、メルマガ代行サービスは心強い味方となるでしょう。

メルマガ代行の支援・対応範囲

メルマガ代行の支援・対応範囲

メルマガ代行サービスは、「本文を書いて配信」だけではありません。制作前の戦略立案から本文・件名の制作、配信、効果測定、改善提案までを担ってくれます。

ここでは、一般的なメルマガ代行サービスで対応してもらえる主な業務範囲を4つの工程に分けて紹介します。

配信企画・戦略設計

メルマガ代行が担ってくれる作業として、まず挙げられるのが配信企画・戦略設計です。メルマガの作成に入る前に、そもそもの運用に関する企画や全体の設計、配信に関する戦略立案などを行います。

企画・戦略設計の段階で整理するのが、主に以下の3つのポイントです。

  • どのようなターゲットに配信するか
  • 配信の目的は何か(認知拡大/ナーチャリング/CV促進など)
  • 配信頻度やコンテンツの方向性はどうするか

マーケティング全体の中で、メルマガをどう組み込み、どのように運用していくのかを明確にします。

ライティング・デザイン・HTML制作

全体の方向性が決まったら、メルマガの中身となる本文を制作します。ライティングやビジュアルデザインの設計、HTMLコーディングなどが進められる段階です。

主に、以下のようなポイントをおさえて制作を進めてもらうことが可能です。

  • 読まれる件名の工夫
  • ユーザーがストレスなく読める構成
  • CTA(資料請求・お問い合わせなど)の自然な挿入
  • レスポンシブ対応のHTMLメール制作

メルマガは、「見た目の良さ」「読みやすさ」だけではなく、技術的・戦略的配慮も必要です。

配信設定・テスト配信・セグメント配信

メルマガは「メールを制作したらそのまま配信」と進むわけではなく、リストを管理したり、テスト配信で見た目やエラーの有無をチェックしたりと、他にも必要な作業があります。

具体的な対応内容は以下の通りです。

  • 配信先のリスト整理・分割(業界・担当部署・行動履歴ベース)
  • テスト配信による表示崩れやリンク切れの確認
  • 開封率向上のための時間帯最適化

配信前の調整次第で、メルマガ施策の成果は大きく左右します。営業活動の質を高めるうえでも、配信関連の設定やテストの実施は重要なのです。

効果測定・改善提案(ABテスト、レポート提供など)

メルマガは、配信して終わりではなく、その後に効果測定を実施し、改善に向けた提案を行います。

主に、開封率やクリック率、CV率などのデータを分析し、次回以降の改善に活かすことが、効果測定・改善提案の目的です。

代行会社に実施してもらえるのが、以下の通りです。

  • 件名のABテストによる最適化
  • ユーザー行動分析に基づく改善提案
  • 月次/週次レポートの提供
  • 反応の良かったセグメントの抽出とフォロー施策の立案

実際に、どのようにして効果測定や改善提案を行うかは代行会社によって異なるものの、おおむね上記のサービスを提供していることが多い傾向にあります。

メルマガ代行サービスのメリットとは?

メルマガ代行サービスのメリットとは?

そもそも、メルマガ代行サービスのメリットとは何なのでしょうか。

メルマガ代行サービスを利用すべき具体的なメリットについて解説します。

人的リソース不足の改善

メルマガの配信作業は、代行会社に依頼することで、人的リソース不足を改善できます。

メルマガ運用は、手間も時間もかかる業務であり、とくにマーケティング専任者がいない、もしくは営業や広報が兼務しているケースでは、企画から配信までを自社だけで完結させるのは現実的ではありません。

メルマガ代行サービスを活用すれば、最小限の社内確認だけで運用を継続できるため、リソース不足を解消できます。

初期設計から定期配信まで一任できる体制を整えておけば、限られた人員でもメルマガ施策をストップさせずに継続できるでしょう。

開封率・クリック率の向上

メルマガ代行サービスを依頼するメリットとして、まず挙げられるのが開封率やクリック率が向上しやすいことです。

代行会社は、件名の設計や本文の構成、CTAの配置などを、ユーザーの反応を見ながら調整します。自社でノウハウがない中、手探りで行うよりも、知見や経験のあるプロの代行会社を活用することで、開封率やクリック率の改善が期待できるのです。

開封率を上げるために配信タイミングを調整したり、業界・役職ごとのタイトルの出し分けをしたりするほか、クリックを促すための導線設計などは、代行会社の得意領域です。

開封されずに終わってしまうメルマガを避けるためにも、代行会社に依頼して「反応されるメルマガ」を目指すことが得策といえるでしょう。

効果分析までしてくれる

メルマガ代行会社の多くは、「配信して終わり」ではなく、配信後の効果分析と改善提案まで対応してくれます。

どの件名が最も開封されたのか、どのリンクがクリックされたのかといったデータをもとに、次回以降の改善につなげるPDCA運用が可能です。

また、特定のセグメントへの反応や、コンテンツ別の成果傾向も把握できるため、メルマガ施策をマーケティング全体に活かすヒントにもなります。

成果や効果を数字で把握できる施策にするためにも、メルマガ代行会社の効果分析サービスは重要です。
関連記事:BtoBのメルマガ施策を成功させるポイント9選!活用シーンも解説

メルマガを代行する場合の費用相場

メルマガを代行する場合の費用相場

メルマガ代行の費用は、サービス内容や依頼先によって大きく変わってきます。

一般的に、企業に依頼する場合と個人に依頼する場合では、価格帯が異なります。

それぞれの相場について、詳しく見ていきましょう。

企業に依頼する場合は10万円~15万円/月

企業に依頼する場合、費用相場は一か月あたり10万円~15万円です。

依頼時の料金体系は月額制が一般的で、メルマガ1件あたりで請求されることはほとんどありません。主な費用イメージは以下の通りです。

依頼内容費用相場
制作のみ代行(1通~4通/月)月額20,000円~10万円
制作・配信の代行(2~4回/月)月額10万円~15万円

配信頻度や1件あたりのボリュームは代行業者によって異なるものの、月4回の配信であれば月額10~15万円前後が相場です。

ただし、依頼元の企業のメルマガが、専門的な内容だった場合は、配信数や文字数、デザインの複雑さによって料金は上下します。

また、初期費用として10万円ほど請求してくる業者も少なくありません。

初期費用を請求する理由は、お客様の配信環境の確認・メルマガのフォーマット作成などが挙げられます。

そのうえ、ペルソナやコンテンツの配信内容に関するメルマガ戦略まで考慮すると、上記値段より高額になる恐れがあります。

高度なセグメント配信や詳細な分析レポートなどのオプションを追加すると、さらに費用がかかることも多いものです。

ただ、依頼費用が高い分、安定したクオリティと充実したサポートが期待できるでしょう。

個人(フリーランス)に依頼する場合は5,000円~2万円/回

個人のフリーランスライターやデザイナーにメルマガ代行を依頼する場合、企業よりも比較的安価になります。具体的な費用目安は以下の通りです。

依頼内容費用相場
専門知識が不要な制作代行1回1,000円~5,000円
専門知識が必要な制作代行1回5,000円~2万円

仮に、1000文字程度の記事作成と簡単な配信作業を依頼する場合は、1回あたり1,000円から5,000円程度で依頼できることが多い傾向にあります。専門知識を要しない分、誰でも対応できるため、安価で発注しやすいのです。

一方、専門知識を要する制作代行の場合は、5,000円~2万円が相場です。コーディング知識が必要であったり、そもそもメルマガのテーマが専門的であったりする場合には、費用が高額になりやすいため注意しましょう。

また、技術力・知見の深さが依頼先によって大きく異なります。コストをかけて代行しても、期待していた成果が得られない場合や、そもそも想定していたクオリティに仕上がらない可能性も少なくありません。

配信マニュアルの整備や配信フォーマットの共有など、すでにメルマガ配信を行っている企業であれば、フリーランスの活用は現実的であると言えるでしょう。しかし、メルマガ配信を始めたばかりの企業であれば、フリーランスの活用は避けた方が良いと思われます。

なお、フリーランスを活用する最大のメリットがコストの低さですが、高いスキルを持つフリーランサーの場合、企業並みの料金を請求する可能性もあります。そのうえ、クオリティやサポート体制は、個人差が大きいのが難点です。

メルマガ代行の相場は幅広いので、自社の予算に合わせての選択が大切です。
料金だけでなく、提供されるサービスの内容や質、実績なども総合的に判断して決めていくといいでしょう。

メルマガ代行の費用を抑える方法

メルマガ代行の費用は決して安価なものではありません。だからこそ、費用を少しでも抑えられるように工夫する必要があります。ここからは、メルマガ代行の費用を抑えるうえで、効果的な方法を解説します。

一部の作業を内製化する

メルマガ代行の費用を抑える方法として、まず挙げられるのが「一部の作業を内製化する」です。

メルマガ代行を利用する際、具体的に依頼する作業は、戦略設計や企画立案、コピーライティング、送信スケジュールの管理等多岐にわたります。

各作業を全て丸投げする形で依頼すると、当然外注先の対応範囲が広くなるため費用も高額になりがちです。しかし、一部でも内製化で対応すれば、依頼範囲を縮小できるため、結果的にコストも下げられます。

戦略設計や企画立案などの専門性が求められる領域に絞って外注し、データ整理や送信スケジュール管理などは自社で対応するなどの対応がおすすめです。

配信内容を簡素化する

メルマガ代行の費用を削減したいときには、配信内容を簡素化することがおすすめです。

一口に「メルマガ」と言っても、デザイン性や文章ボリューム等は大きく異なります。制作時間が長くなるようなメルマガや、制作工数が多いメルマガは、代行費用が高くなりやすい傾向にあります。

実際、テキストとイメージ画像のみのシンプルなメルマガと、コーディングを施した豪華なデザインのメルマガとでは、費用に大きな差があるのです。

業界や企業の特性上、豪華なデザインのメルマガである必要があるわけでないなら、コスト削減のためにも、テキストと画像のみといったシンプルな設計をおすすめします。

配信頻度を減らす

メルマガ代行の費用を抑えるうえで、ぜひ検討すべきなのが「配信頻度を減らすこと」です。メルマガの配信頻度は、業者側から提案されることが少なくありません。しかし、きちんと社内で吟味せず、業者から提案されるまま受け入れてしまうと、無駄な支出につながってしまいます。

実際、1週間に1回の配信で十分であるにも関わらず、2~3日の頻度での配信を提案されるケースも少なくありません。配信頻度が増えると、業者側の負担が増えるため、結果的に手間賃としてのコストがかかります。

必要最低限のメルマガ配信に調整できないか、きちんと精査したうえで頻度を決定しましょう。

単発ではなく「定期契約」を結ぶ

メルマガ配信代行サービスの費用が負担となる場合、業者との契約形態を確認しましょう。

一般的に、代行業者の多くは単発で1か月依頼する場合と、定期契約で依頼した場合の1か月分の費用を比べると、後者のほうが安価な傾向にあります。そのため、継続して依頼することを検討しているのであれば、単発契約を複数回結ぶのではなく、定期契約を結ぶことをおすすめします。

ただし、契約内容によっては、一定期間は解約不可といった制限が設けられている場合もあるため、代行費用の総額と予算を照らし合わせたうえで判断してください。

テンプレートを活用してもらう

メルマガ代行の費用を抑えるうえで、効果的な方法であるのが、依頼先にテンプレートを活用してもらう方法です。

メルマガを作成するにあたり、デザインや構成等を一から作ってもらうケースと、テンプレートを活用してもらうケースがあります。工数としては、後者のほうが少ないため、代行費用も安価です。

デザインや構成に特別なこだわりがなければ、業者側が準備しているテンプレートを活用してもらったり、自身でネット上からテンプレートを探して業者に共有したりすることをおすすめします。

成果報酬型サービスを選ぶ

メルマガを代行するにあたって「かけたコストに見合う成果が得られるか不安」と感じる方には、成果報酬型サービスがおすすめです。

成果報酬型サービスは、配信作業そのものやメルマガから遷移させるランディングページなどの作成費用が無料であり、反響があった時点で費用が発生するのが特徴です。

「お金をかけたのに成果が得られなかった」といった事態を回避できるのが魅力で、損をしにくいといったメリットがあります。

ただ、反響の大きさによっては、通常の契約よりも費用が高額になる場合もあります。「成果を優先するか」「コストを優先するか」の2つの面できちんと判断することが重要です。

メルマガ代行を外注する際の注意点

メルマガ代行を外注する際の注意点

メルマガ代行をするとメリットがありますが、同時にいくつかの注意点も存在します。

ここで紹介する注意点に気をつけると、トラブルを避け、サービスを利用できるでしょう。

主な注意点として、以下の3つが挙げられます。

  • 顧客情報の取り扱いに注意
  • 費用がかかる
  • 丸投げができない

それぞれについて、詳しく解説してみます。

顧客情報の取り扱いに注意

メルマガ代行では、読者の個人情報を外部に委託しなければなりません。

委託先が、正しい個人情報の管理をおこなっていないと大きなトラブルになる可能性があるのです。

たとえば、情報漏洩が起きれば、読者からの注目を集めるだけでなく、法的責任を問われる可能性もあります。

代行業者を選ぶ際は、個人情報保護方針や情報セキュリティ対策の確認が重要です。

この部分は、フリーランスに依頼するリスクとして、一番挙げられるでしょう。

必要に応じて秘密保持契約を結んでおくなど、対処したうえで依頼することが重要です。

外注費用がかかる

メルマガ代行サービスは、専門的なスキルと労力が必要な業務を請け負うため、費用が高くなる傾向があります。

特に、多くの実績がある企業に依頼する場合、月額で数十万円かかる可能性もあります。

対費用効果を計算し、自社の予算とニーズに合ったサービスの選択が大切です。

最初は小規模な計画から始めて、効果を見ながら徐々にスケールアップしていく一つの方法かもしれません。

とはいえ、近年は顧客のニーズに合わせて、低コストなプランを提供しているケースが増えています。また、一部を外注、一部を内製化、といった形で依頼範囲を絞ってコストを抑えることも可能です。

予算に余裕がない場合には、上記のように依頼内容を工夫してみましょう。

丸投げができない

メルマガ代行を利用するからといって、全てを任せられません。

メルマガ運用するには、自社の方針や対象読者の特性などを明確に伝える必要があります。

委託先の代行会社は、自社の情報をホームページやプレスリリースなどでしか把握できないためです。きちんと打合せの時間を設け、お互いの認識に相違がないか注意する必要があります。

また、配信コンテンツの最終確認も自社でおこなう必要があります。自社が配信するメルマガとしてふさわしい内容であるか、情報に誤りはないかなどは、後々のトラブルを避けるためにもきちんと確認しておくことが重要です。

代行業者とのコミュニケーションを密に取り、協力して運用していく点が必要でしょう。

メルマガ 代行サービスを選ぶ際のポイント

メルマガ 代行サービスを選ぶ際のポイント

メルマガ代行サービスを選ぶ際は、いくつかの重要なポイントを考慮する必要があります。

以下の3つのポイントを押さえておくと、良いサービスを見つけやすくなるでしょう。

  • サポート内容とコストの確認
  • 品質と納品スケジュール
  • 効果分析の有無

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

サポート内容とコストを確認する

まずサポート内容とコストの確認が重要です。

サービス内容は業者によって大きく異なるため、自社のニーズに合っているかをしっかりと見極める必要があるのです。

たとえば、記事の作成本数や文字数、HTMLメールのデザイン、A/Bテストの実施など、具体的な内容を確認しましょう。

また、初期費用や月額費用、追加オプションの料金なども明確にしておくのが大切です。

予算内で最大限のサービスを受けられるよう、複数の業者を比較検討するのがおすすめです。

品質と納品スケジュールを確認する

メルマガの品質は読者の反応に直結するため、事前に確認する必要があります。

過去の制作実績やサンプル記事などのポートフォリオを見せてもらい、文章力やデザインセンスが自社と合っているか判断します。

たとえば、読者を惹きつける件名や、分かりやすい本文が書けているかをチェックします。

また、納品スケジュールも重要なポイントです。

定期的な配信をおこなう場合、締め切りを守れるかどうかは重要な要素となります。

遅延が多いと、読者との信頼関係を損なうので、締切りを守ってもらえるかチェックしましょう。

効果分析サービスが含まれているかを確認する

効果的なメルマガ運用のためには、配信後の分析が欠かせません。

効果分析のサービスが含まれているかどうかも、重要なポイントとなります。

開封率やクリック率の分析、読者の反応に基づいた改善提案などが含まれているサービスが理想的です。

また、分析結果をどのような形で報告してくれるのか、定期的なミーティングはおこなってくれるのかなども確認しておくとよいでしょう。

タイプ別|おすすめのメルマガ代行会社10選

メルマガ施策は、自社で行おうとすると企画・ライティング・配信設定・効果測定など多くの工程が必要となり、十分にリソースを確保できない企業にとっては大きな負担になりがちです。

そのため、製造業でもメルマガ業務を外部に委託するケースが増えています。ここでは、目的別におすすめのメルマガ代行会社をタイプごとに紹介します。

全工程幅広く対応型

メルマガの企画から制作、運用・改善までフルサポートしてほしい企業には、以下のような「全工程対応型」の代行会社がおすすめです。

1.ファインドユニーク

出典:ファインドユニーク

メルマガの代行を検討している企業に、まずおすすめしたいのがファインドユニークです。

中小企業のデジタルマーケティングを中心に、メルマガコンテンツの作成や配信業務の代行サービスを提供しています。

特に、BtoBの中小企業における実績が多く、ターゲット企業にアクションを促せるメルマガ戦略を得意としています。

予算に合わせてサービス内容を提案したり、期待している効果に沿って施策を実施したりしているため、成果にこだわりたい方にもおすすめです。

2.ティネクト

参考:ティネクト

ティネクトは、「BtoBに特化したメルマガ運用」に強みを持つ代行会社です。

メルマガにおける戦略立案からコンテンツ制作、PDCA改善まで一気通貫でサポートしてもらえます。

マーケティング視点でのコンサルティングも行っており、メディア運営やリードナーチャリングと連動させた施策を得意としています。

さまざまな業界への理解も深く、専門性の高い分野も依頼しやすいのが魅力です。

HTMLメール・デザイン特化型

デザイン性の高いメルマガ配信を実施したい方におすすめなのが、以下の2つの代行会社です。

3.B.A.D

出典:B.A.D

「B.A.D」は、メールマーケティングに特化したサービスを提供している代行会社です。

メルマガのデザインや設計、コーディングのほか、反響・配信状況位の分析や以降の改善に至るまで対応しています。

大手企業の導入実績も豊富で、経験やノウハウ、信頼性も十分であるといえます。また、プランと料金も明瞭であり、「プランニング」「ライティング」「デザイン」「コーディング」など、各フローで費用が設定されているのが特徴です。

依頼前におおよその費用感を掴めるため、予算と比較しやすいでしょう。

4.メルサポ

出典:メルサポ

メルサポは、メルマガ配信におけるすべての業務を丸投げできる代行サービスです。

企画から制作、配信はもちろんのこと、レポートや改善に至るまで幅広く対応しています。

そのため、メルマガ代行会社にありがちな「配信して終わり」ではなく、改善も含めた取り組みを実施してもらえます。

また、プランの幅も広く、予算に合わせて選べる点も魅力です。ベーシックプラン(月額5万円)、アドバンスプラン(月額10万円)のほか、要望・運用スタイルに合わせて自由に設計できるカスタマイズプラン(価格は要問合せ)から選べます。

配信システムセット型

メルマガ配信のツール選定や設定も任せたい場合は、配信システムまで提供・運用してくれる代行会社を選ぶとスムーズです。

5.WOW WORLD

出典:WOW WORLD

WOW WORLDは、メールマーケティングシステム「配配メール」を展開している会社です。

単純にシステム提供しているだけでなく、手間や時間のかかるメルマガ運用の代行サービスもセットで依頼できます。

複雑なシステムの操作が不安な方でも利用しやすいUI設計が魅力であり、配信リスト管理や効果測定も簡単に実施することが可能です。

コストパフォーマンスも高く、低価格帯でありながら高機能な点も魅力です。

6.WEBCAS

出典:WEBCAS

WEBCASは、メール配信システム「WEBCAS e-mail(ウェブキャス イーメール)」を開発・提供している代行会社です。ただ、システムの提供だけではなく、メルマガの制作や運用代行も担っているため、「作業そのものを依頼したい」といった方にもおすすめです。

ただ、同社のシステムを活用すれば「一部を内製化、一部を外注」といった活用ができます。

場合によってはトータルコストを抑えられる可能性があり、予算に不安のある担当者にもおすすめです。

マーケティング強化型

リードナーチャリングやCRM施策と連携したい企業向けに、マーケティング視点でのメルマガ活用を得意とする代行会社もあります。

7.LANY

出典:LANY

LANYは、もともとBtoBマーケティング全般を支援するマーケティング会社です。

メルマガの代行に関するサービスも提供しているのが特徴で、マーケティングと絡めて、リード獲得からナーチャリング、インサイドセールスへの橋渡しまでを見据えた戦略構築が可能です。

MAツールやCRMとの連携も得意で、マーケティング部門と連携しながら進めたい企業におすすめです。

8.ニュートラルワークス

出典:ニュートラルワークス

ニュートラルワークスは、SEOやコンテンツマーケティングに強みのある代行会社です。

メルマガを配信するための、作成段階の戦略立案から、同社の持つ独自のノウハウの提供などのサポートを受けられます。

Web集客も視野に入れたメルマガ施策を実施してくれるため、メルマガ施策と平行してWebからのお問い合わせも増やしたいと考えている方におすすめです。

また、お問い合わせ後のステップメールや、ブログ、事例コンテンツなどと連携したCVへの導線構築も実施してくれます。

コスト重視・小規模向け

まずはライトに始めてみたい、社内リソースが限られているという中小企業には、コストパフォーマンスに優れたサービスがおすすめです。

9.フジ子さん

出典:フジ子さん

おすすめのメルマガ配信代行会社の一つが、「フジ子さん」です。本来のサービスは、「オンラインアシスタント」であり、事務作業やWebサイトの運用などをメインに担っています。

メルマガの代行サービスも対応範囲であり、具体的な作業内容も幅広く対応している点が特徴です。

また、料金体系が「1週間(実働2時間)」「1か月(実働20時間)」と、一般的なメルマガ配信代行サービスとはやや異なる点があります。

ただ、業界水準としては、コストが安価な傾向にあるため、コスト重視で選びたい方にはおすすめです。

10.askme

askmeは、メルマガの配信代行として、サポート実績が15年といった歴史を持つ会社です。

広告運用代行や、ランディングページ制作、コンサルティングなど、制作や集客に精通する会社であり、さまざまな経験をふまえたメルマガ配信代行を担ってくれます。

月契約と、1通単位での配信の2つのプランから選べるのが魅力であるため、反響を見ながらスモールスタートが可能です。

「メルマガをはじめたいけれど、あまりコストをかけられない」といった初期フェーズの企業にも最適でしょう。

まとめ

本記事では、メルマガ代行サービスについて詳しく解説しました。

メルマガ代行を活用すれば、専門知識がなくても効果的なメルマガ配信がおこなえます。

サービス内容は主に制作業務と配信業務に分かれ、費用は企業と個人で大きく異なります。

外注のメリットは開封率やクリック率の向上や人的リソース不足も改善できる点です。

しかし、注意点もあり、顧客情報の取り扱いや費用には気をつけないといけません。

自社に合ったサービスを選べば、ビジネスの成長につながるでしょう。まだ導入していない企業は、ぜひ検討してみてください。

なお、ファインドユニークでは、お客様のご要望に合わせて、メルマガ代行サービスを提供しています。企画から制作はもちろんのこと、分析、改善等幅広く対応できますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

株式会社ファインドユニークの編集チームです。

デジタルマーケティングやBtoBマーケティングにおける基礎知識や具体的な施策について、お役立ち情報を発信します。マーケティングが詳しくない方に対しても、わかりやすく執筆させていただきます。

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