【2024年最新版】おすすめの製造業の展示会14選!各展示会の特徴を解説
本記事では製造業をおこなっている方々に向けて、2024年に開催される展示会情報をまとめて提供しています。また、参加する際のポイントも詳しく解説しておりますので、ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。
製造業の展示会の選び方
ここからは製造業の展示会の選び方について解説していきます。
展示会ごとに特徴が違う
展示会に参加する際には、必ずその展示会を運営している主催者、あるいは運営元が存在します。主催者によって、展示会の特性や規模に大きな違いが生まれます。民間企業が主催する展示会では、新しい潜在顧客との出会いや営業活動がしやすい特徴があります。
数千人収容の大規模会場や数万人の入場者数を誇る展示会もあり、出展する際は事前準備と戦略が重要です。一方、公的な機関が主催する展示会は商業的な意味合いが薄く、参加費用も比較的抑えられています。
さらに、シンクタンクや業界団体が主催する展示会も存在します。業界団体が主催する展示会では会場規模や出展費用が抑えられていることが多く、主催者や過去の出展企業の実績を確認することが重要です。
展示会に参加する際には、主催者や運営元の特性を理解し、自社の目的に合った展示会を選択することがおすすめです。
興味のある業界を選択する
製造業向けの展示会を選ぶ際には、異なる業種や国内外の企業が含まれているかなど、多くの選択基準が存在します。製造業では特に、自社の製品に近い業界や団体を選択することが重要です。
展示会は、美術展とは異なり、最新情報の獲得や潜在顧客へのアプローチ、多くの人との連絡先交換が可能な営業の場でもあります。そのためには、自社の製品に適した展示会に参加しない限り、ただ見学に留まってしまうでしょう。
さらに、将来事業展開を考える業界の展示会に参加することで、新たな製品アイデアのヒントを得たり、異業種とのつながりを築くことができます。
【2024年最新版】おすすめの製造業の展示会を紹介
ここでは2024年最新版のおすすめの製造業の展示会を紹介していきます。
スマートファクトリーJapan 9月
画像引用元:https://biz.nikkan.co.jp/eve/smart-factory/
名称 | スマートファクトリーJapan |
主催 | 日刊工業新聞社 |
開催日程(オフライン) | 2024年9月18日〜9月20日 |
開催日程(オンライン) | 2024年9月11日〜9月27日 |
開催場所 | 東京ビッグサイト 東4~6ホール(同時開催展含む) |
公式ページ | https://biz.nikkan.co.jp/eve/smart-factory/ |
スマートファクトリー(スマート工場)は、
日本で開催されるスマートファクトリーJapanは、スマートファクトリーの実現に必要な情報管理・処理システムから製造設備・装置、さらには生産工場に関する技術・製品などを展示する展示会です。
製造業DXをテーマに、最新のデジタル技術やIoT議j通など、工場内の生産性を向上させる先進的な技術を知ることが魅力の1つです。
製造業DX・IoTなどの商品を展開している企業様は、出展を検討してみるのも良いでしょう。
ものづくりワールド東京 7月
画像引用元:https://www.manufacturing-world.jp/tokyo/ja-jp.html
名称 | ものづくりワールド東京 |
主催 | RX Japan株式会社 |
開催日程 | 2025年7月9日~7月11日 |
開催場所 | 幕張メッセ |
公式ページ | https://www.manufacturing-world.jp/tokyo/ja-jp.html |
ものづくりワールド東京は、日本最大級の製造業の展示会の1つです。この展示会では、製造業の最先端事例が学べるセミナーも同時に開催されており、製造業の最新技術やトレンドを知る絶好の機会となっています。
次回2025年は、2,100社の出展、75,000名の来場を予定しているとのことです。
IT、DX製品、部品、設備、装置、計測機器などを扱う企業が世界中から出展する展示会です。
展示会に参加しているのは、国内外の製造業の設計、開発、製造、生産技術、購買、情報システム部門の方々が多いとのことです。
最先端の製造業の事例を学べるセミナーも見どころの一つです。本展示会は製品カテゴリごとに9つの展示会で構成されているようです。
様々なカテゴリーの展示会が同時開催されるため、製造業をターゲットにしている企業の方は出展を検討してみても良いでしょう。
ものづくりワールド大阪
画像引用元:https://www.manufacturing-world.jp/osaka/ja-jp.html
名称 | ものづくりワールド大阪 |
主催 | RX Japan株式会社 / ものづくりワールド[大阪]事務局 |
開催日程 | 2024年10月2日~10月4日 |
開催場所 | インテックス大阪 |
公式ページ | https://www.manufacturing-world.jp/osaka/ja-jp.html |
ものづくりワールド大阪は、1,250社が出展する西日本最大規模の製造業の展示会です。この展示会では、IT、部品、設備などの製造業関連製品や技術を持つ企業が世界中から集まります。
ものづくりワールド大阪は、9つの展示で構成されており、設計・製造ソリューション展、ヘルスケア・医療機器開発展、機械要素技術展、工場設備・備品展、ものづくりAI/IoT展、次世代3Dプリンタ展、計測・検査・センサ展、製造業DX展、ものづくりODM/EMS展が行われます。
製造業の最新技術や製品情報を学ぶことができるだけでなく、各展示でのセミナーや商談を通じて、製造業界のさまざまな関係者が活発に交流し、新たなビジネスチャンスを生み出す場としても注目されています。
ものづくりワールド九州 12月
画像引用元:https://www.manufacturing-world.jp/kyushu/ja-jp.html
名称 | ものづくりワールド九州 |
主催 | RX Japan株式会社 / ものづくりワールド[九州]事務局 |
開催日程 | 2024年12月11日~13日 |
開催場所 | マリンメッセ福岡 |
公式ページ | https://www.manufacturing-world.jp/kyushu/ja-jp.html |
ものづくりワールド九州は、九州地域における最新の製造技術や製品を紹介するイベントです。各展示の中で、設計から製造、計測・検査、さらには次世代技術まで幅広い分野がカバーされています。例えば、工場設備・備品展では、生産性向上や省エネルギーの取り組みが紹介され、製造業DX展ではデジタル技術を活用した生産プロセスの最新動向が紹介されています。
ものづくりワールド [九州] は、IT、デジタルトランスフォーメーション(DX)製品、部品、設備、装置、計測機器などを扱う企業が集まる展示会です。
製造業の設計、開発、製造、生産技術、購買、情報システム部門の方々が参加されている展示会です。最先端の製造業の事例を学べるセミナーも開催され、本展は製品カテゴリごとに8つの展示会に分かれています。
九州にある企業の方々が参加されますので、九州で販売促進をされたい方におすすめの展示会です。
ものづくりワールド名古屋 4月
画像引用元:https://www.manufacturing-world.jp/nagoya/ja-jp.html
名称 | ものづくりワールド名古屋 |
主催 | RX Japan株式会社 |
開催日程 | 2025年4月9日~11日 |
開催場所 | ポートメッセなごや |
公式ページ | https://www.manufacturing-world.jp/nagoya/ja-jp.html |
2025年は展示会の構成が変わり、AI技術やIoTソリューション関連の製品を一堂に集めた「製造業DX展」を開催するようです。また、近年注目が高まっている製造業のサイバーセキュリティに関する製品を集めた新しい展示エリアも設置予定。航空・宇宙機器関連の製品は、「機械要素技術展」にて紹介されるようです。
製造業のセキュリティ対策を強化するIT製品やソリューションの販路拡大に最適な場のようです。また、2025年度は、製造業のセキュリティ担当者、DX推進者、情報システム担当者、経営・経営管理部門の方々に向けたPRに特化しているようです。
製造業に携わる方々にとって、この展示会は新たなビジネスチャンスや技術革新の情報を得る絶好の機会となっています。
モノづくりフェア2024 10月
画像引用元:https://www.nikkanseibu-eve.com/mono/
名称 | モノづくりフェア2024 |
主催 | 日刊工業新聞社 |
開催日程 | 2024年10月16日~10月18日 |
開催場所 | マリンメッセ福岡A館・B館 |
公式ページ | https://www.nikkanseibu-eve.com/mono/ |
九州最大級の規模を誇る「モノづくりフェア」は、日刊工業新聞社が主催する産業総合展です。
毎年福岡市で開催され、今年で40回目を迎えるこの展示会は、「つくる を つくる ―現場が世界を変える―」をテーマに掲げています。
自動車や半導体などの基幹産業に加え、DXや脱炭素化、持続可能な社会への転換といった次世代モノづくりに関わる優れた製品や技術などが出展されるようです。
特別セミナーを通じて未来への道筋を示し、最新技術の提案や新たな取引先開拓を目指したマッチングの場も提供しているとのこと。
TECHNO-FRONTIER2024 7月
画像引用元:https://www.jma.or.jp/tf/
名称 | TECHNO-FRONTIER2024 |
主催 | ⼀般社団法人 日本能率協会 |
開催日程 | 東京:2024年月24日〜26日 オンライン:2024年8月1日〜30日 |
開催場所 | 東京ビッグサイト |
公式ページ | https://www.jma.or.jp/tf/ |
国内で唯一、アジア最大級の生産技術の総合展示会である「TECHNO-FRONTIER」では、モーター技術を軸に、モーションエンジニアリング、メカトロニクス制御、電源システム、EMC対策、熱対策など幅広い技術を展示しています。
さらに、リアルとオンラインの両方で展示会を開催しており、遠方からでも参加しやすい環境を整えています。
オンライン展示会については、8月30日まで開催されているようです。
高機能素材Week
画像引用元:https://www.material-expo.jp/hub/ja-jp.html
名称 | 高機能素材Week |
主催 | RX Japan株式会社 |
開催日程 | 2024年5月8日~5月10日 |
開催場所 | 東京展 会期:2024年10月29日(火)~31日(木) 会場:幕張メッセ |
大阪展 会期:2025年5月14日(水)~16日(金) 会場:インテックス大阪 | |
公式ページ | https://www.material-expo.jp/hub/ja-jp.html |
高機能素材 Weekは、機能性フィルム、プラスチック、セルロース、炭素繊維複合材、金属、セラミックスなどの最先端素材技術が一堂に集まる、世界最大規模の展示会です。
素材だけでなく、材料の製造加工機械、検査測定分析機器など、素材産業に関わるあらゆる技術も展示されます。
インターネプコン・ジャパン
画像引用元:https://www.nepconjapan.jp/tokyo/ja-jp/about/inj.html
名称 | インターネプコン・ジャパン |
主催 | RX Japan株式会社 |
開催日程 | 2025年1月22日(水)~24日(金) |
開催場所 | 東京ビッグサイト |
公式ページ | https://www.nepconjapan.jp/tokyo/ja-jp/about/inj.html |
エレクトロニクス機器の多機能化・高性能化を支える最新の製造技術や実装技術が一堂に出展する展示会です。この展示会は、国内外の電子機器、半導体・電子部品、自動車・電装品メーカーとの商談の場として広く定着しています。最新技術の紹介や新たなビジネスパートナーとの出会いの場として、業界関係者にとって見逃せないイベントです。
エレクトロテスト・ジャパン
画像引用元:https://www.nepconjapan.jp/tokyo/ja-jp/about/et.html
名称 | エレクトロテスト・ジャパン |
主催 | RX Japan株式会社 |
開催日程 | 2025年1月22日(水)~24日(金) |
開催場所 | 東京ビッグサイト |
公式ページ | https://www.nepconjapan.jp/tokyo/ja-jp/about/et.html |
エレクトロテスト ジャパンは、検査や試験装置の主要メーカーが一堂に出展する展示会です。
外観・X線検査装置、テスタ、環境試験・信頼性試験装置、各種分析装置など、あらゆる検査・試験装置の主要メーカーが一堂に出展する展示会です。
国内外の電子機器、半導体・電子部品、自動車・電装品メーカーとの商談の場として広く定着しており、最新の検査・試験技術を紹介し、新たなビジネスチャンスを提供しています。
機械要素技術展 (M-Tech)
画像引用元:https://www.manufacturing-world.jp/tokyo/ja-jp/about/mtech.html
名称 | 機械要素技術展 (M-Tech) |
主催 | RX Japan株式会社 |
開催日程 | 東京:2025/7/9(水)~11(金) 大阪:2024/10/2(水)~4(金) 名古屋:2025年4月9日(水)~11日(金) |
開催場所 | 東京、大阪、名古屋 |
公式ページ | 東京 https://www.manufacturing-world.jp/tokyo/ja-jp/about/mtech.html 大阪 https://www.manufacturing-world.jp/osaka/ja-jp/about/mtech.html 名古屋 https://www.manufacturing-world.jp/nagoya/ja-jp/about/mtech.html |
年に3回、東京、大阪、名古屋で開催されるこの展示会は、機械要素や金属、樹脂などの加工技術を中心とした専門技術イベントです。設計開発や製造、生産技術などさまざまな部門から多くのユーザーが訪れます。
設計・製造ソリューション展 (DMS)
画像引用元:https://www.manufacturing-world.jp/tokyo/ja-jp/about/dms.html
名称 | 設計・製造ソリューション展 (DMS) |
主催 | RX Japan株式会社 |
開催日程 | 東京:2025/7/9(水)~11(金) 大阪:2024/10/2(水)~4(金) 名古屋:2025年4月9日(水)~11日(金) |
開催場所 | 東京、大阪、名古屋 |
公式ページ | 東京 https://www.manufacturing-world.jp/tokyo/ja-jp/about/dms.html 大阪 https://www.manufacturing-world.jp/osaka/ja-jp/about/dms.html 名古屋 https://www.manufacturing-world.jp/nagoya/ja-jp/about/dms.html |
イベントでは、CADやCAE、ERP、生産管理システムなど、製造業向けの重要なITソリューションが展示されます。展示会には、企業の情報システム担当者や設計、開発、製造、購買、そして経営部門の関係者が集まり、開発期間の短縮、コスト削減、グローバル展開などの目的で商談を行います。
メカトロテック
画像引用元:https://mect-japan.com/2023/about/
名称 | メカトロテック |
主催 | 株式会社ニュースダイジェスト社 |
開催日程 | 未定 |
開催場所 | ポートメッセなごや |
公式ページ | https://mect-japan.com/2023/about/ |
メカトロテックは、工作機械を製造している企業が集まる展示会です。1987年にスタートした工作機械見本市は、奇数年の秋に名古屋市のポートメッセなごやで開催されます。この工作機械展示会は、国内で最も規模が大きいものの一つです。展示されるものは工作機械や板金加工機だけでなく、3Dプリンターやマイクロマシン、産業用ロボット、関連ソフトウェアなど、工作機械に関連するあらゆるものが揃っています。
毎年、2年に1度(奇数年)の開催になり、2024年8月時点では、2025年の情報は公開されておりません。
国際物流総合展
画像引用元:https://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/ltt/index.html
名称 | 国際物流総合展 |
主催 | 一般社団法人 日本産業機械工業会 一般社団法人 日本産業車両協会 一般社団法人 日本パレット協会 一般社団法人 日本運搬車両機器協会 一般社団法人 日本物流システム機器協会 公益社団法人 日本ロジスティクスシステム協会 一般社団法人 日本能率協会 |
開催日程 | 2024年9月10日(火)~13日(金) |
開催場所 | 東京ビッグサイト(東京国際展示場)東1~8ホール |
公式ページ | https://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/ltt/index.html |
国際物流総合展は、世界中から集まる最新の物流システムやサービスが一堂に会するイベントです。物流専門の機器や情報システム、サービスなど、さまざまな業界の関係者が、ハードウェアからソフトウェアまで展示しています。
展示会に出展するメリット
ここからは展示会に出展するメリットについて解説していきます。
自社の商品を効果的にプロモーションできる
展示会への出展は、自社製品を直接見てもらえる機会を提供します。独自の技術や知識を持ち、技術者を配置することで、より効果的に訴求が可能です。製品がどれだけ素晴らしくても、それが顧客に伝わらなければ売れることはありません。
オフラインの展示会では、潜在顧客に直接アプローチできるため、質疑応答や知名度向上などさまざまなメリットがあります。
展示会に参加すること自体が会社の実績になる
展示会に参加することは、企業の実績向上につながる可能性もあります。大規模な展示会や知名度の高い主催者が運営する展示会に参加すれば、企業の信用度向上にも繋がります。展示会に参加する際には、主催者に申し込みをし、ブースの内容を準備し、製品を準備し、スタッフを配置する必要があります。
費用や手間、時間はかかりますが、企業の知名度向上や新規顧客の開拓など、展示会によってしか得られないメリットも多く存在します。
展示会に出展する際の効果を高める方法
ここでは展示会に出展する際の効果を高める方法について解説していきます。
動画やデモンストレーション
製造業における製品は、人間の手によって作り出される技術と知識の結晶と言えます。展示会でデモンストレーションを実施することで、自社の高度な技術や製品の信頼性などを、その場でご確認いただけます。
製品や機械が大きすぎて会場でのデモンストレーションが難しい場合は、事前に製品関連の動画を作成して準備するとよいでしょう。繰り返し動画を再生することで、来場者の興味を引きつけ、立ち止まってもらうきっかけとなります。
さらに、現地に技術者を常駐させておくことをおすすめします。現場で専門的な質問が来てもすぐに回答できなければ、相手からの信頼を得ることはできません。詳細な説明を行うことで、お客様に納得感や安心感を与えることができ、商談もスムーズに進むでしょう。
WEBによる開催前・開催後のPR活動
展示会での効果を最大化するためには、出展前の準備が非常に重要です。特に最近では、WEBを活用した告知があれば、多くの人々に出展を知らせることができます。そして、事前告知を通じて自社の広報活動を展開することも可能です。
WEB上でのPR活動には、LPやメルマガ、自社サイトのブログやプレスリリースなどがあります。出展準備に追われる中で、告知まで行うのは容易ではありません。WEB広告に強い制作会社に依頼することで、限られた期間でも高品質なPR活動を実施できます。
さらに、展示会後に参加レポートを自社サイトに掲載することで、顧客との商談や信頼構築に大いに役立ちます。
まとめ
製造業の展示会に関する記事では、会場選びから参加時の効果を最大限に引き出す方法やおすすめの展示会について紹介しました。展示会は、来場者として参加するだけでも最新の技術や情報を得ることができる重要な場です。
さらに、製造業の展示会は商談の場としても活用され、新たな顧客や取引先を見つけることができるかもしれません。展示会に出展する際には、主催者や業界団体ごとの特長を把握し、事前・事後にWEBを活用したPR活動を行うことで、参加効果を最大限に高めることができるでしょう。